【仕事】人の話を聞いていないと思うことにより生じる怒りの対処

また仕事上でのイライラの話です。

職員から尋ねられた時、答えます。そのとき、きっと次の処理でまた疑問に思うだろうなと思い、そのときの手順を話します。長い話ではなく、すぐ覚えられるようなものです。

翌日、また尋ねられます。昨日言ったところです。「昨日言ったよね」と言っても、本人は覚えていないのだから意味ないと思い、昨日のことには触れずに答えます。

尋ねた人が、私が説明をするときに黙って聞いていればいいのですが、「それは必要か」「細かくないか」「形式的だ」などといったことを言ってきます。

言いたいことは分かります。ですが、社内の規則で必要となっています。それに、そもそも尋ねた人が作成した書類は、文章が成り立っていません。述語が変ですし、変なところであえて難しい単語を使ったり、短く書けるところを長く書いたりしています。

そのような内容の書類なのに、そのことは棚に上げ、私に教えを乞いにきている立場にもかかわらず、教えについて文句を言う。さらに、以前教えたことも覚えていない(最初から聞く気がなかったのでしょう)。なんて図々しいやつなんだと思いました。

なぜ私が、良かれと思って教えていることで、イライラしなければならないのか。

今回は、それについての対処法です。

まず、相手は変えられません。それは大前提です。

どのように自分を変えていきましょうか。

まず、「人の話を覚えていない」ことについて、私自身を振り返ってみましょう。そうすると、私自身、人の話を聞いていないことが、意外と多いことに気づかされました。人間、自分が知りたいことしか聞かないようになっているようです。そうであれば、なぜそのことを他人に求めてしまうのでしょうか。

「文句を言ってきた」ことについて、文句を言うのは相手の自由です。私はどうしようもできません。ただ、私に対して言ってきているので、良い気はしません。ただ、本当はそんなことは気にしなくていいのです。相手が何か言っているな。その程度に受け取ればいいのです。別に私を攻撃しているわけではないのですから。もしかしたら、文句を言ってきたと意味付けしてしまうからダメなのかもしれません。感想を言ったと言い換えれば、印象が変わります。

私は、私が質問する際は丁寧に対応することから、それを無意識に相手にも求めています。私は、それが礼儀だと思っていますので、私自身に課すのは間違っていないと思っています。ただ、相手に求めるのが間違いでした。

大半の人は丁寧に対応します。しかし、一定数、弁えていない人がいます。その人たちは、知らないのです。気づいていないのです。無知な人たちを怒っても、仕方ありません。