職場の人にイライラするとき 他人の尻拭い

先日から立て続けに、職場の人にイライラすることがありましたので、その状況を言葉にしようと思います。

後輩が、私がその仕事をやっていればすることをせず、その尻拭いをすることになりました。私は、後処理としては○○が妥当だと考え、後輩にそのことを伝えていたのですが、後輩が先輩に相談したのか、私の考えとは違う処理をしようとしていました。私は、それはしないほうがよいだろうと思っていたのですが、先輩が言っているし、係長と課長もそれでいいというようなことを言っていたため、私が口を出さないでもいいかと思い、放置することにしました。しかし、部長がその処理はやめた方がいいのではないかと言ってきたので、後輩が私に相談してきました。部長が言っていた処理は、私が考えていた処理と同じでした。私は、後輩は、先輩・係長・課長の3人から指示を受けてそのような処理準備をしていたのだから、その人たちに部長が言われたことを報告して指示を仰いだ方がよいと思い、後輩にそのように指示しました。しかし、生憎後輩の仕事が忙しく、後輩が報告をする暇がなかったので、私が課長に一言いいました。課長は、部長の指示でもよいが、課長が出した指示でも問題ないと思うと言いました。課長の指示でもいい理由を例を挙げて述べていましたが、それは、私には今回の事例には当てはまらないと考えました。

このような状況下で、私は強くイライラしました。

理由を羅列し、それに対する反論をしようと思います。

①私であれば初期の段階で悩むことなく、すぐに処理できていた仕事を、私の上司を含む他の職員が、何も考えず勝手に処理して、それの尻拭いをなぜ私がしなければならないのか。

→最もだと思います。ただ、あなたは尻拭いをしなければならないわけではありません。しないという選択肢もあるなか、あなたがすることを自ら選んでいるのです。嫌であれば、しなければいいのです。他の職員に任せればいいのです。それを失礼などと思う必要はありません。なぜなら、それが道理だからです。しかし、それでもあなたがするのであれば、イライラは不健全なだけです。何ら良いことを生みません。他人のせいでという考えをしたときは、自分がするのだと、嘘でもいいので主体的に考えればいいのです。

②その尻拭いで、私がなぜこんなにも考えて時間を浪費しなければならないのか。

→①と同じです。あなたが選んでいるだけです。

③後輩に指示したのは全員私の先輩で、上司さえいるのに、なぜすぐ考えれば分かるようなことをするのか。

→全員が、あなたと同じ考えで仕事をしているわけではありません。あなたがすぐ思いつくことでも、他人は思いつかないことはあります。逆も同様です。人間の精神状態は、体の具合でも変わるものです。このようなことを考えても、何の変化もありません。人間は、外見は似たようなものだから、自分と同じ行動をとることを期待してしまいます。全く違う生き物だと思えばいいのです。

④後輩は自分のミスが原因なのに、それを悪いとも何とも思っていない。自分で改善策を何も考えず、私に聞くだけ。どういう神経をしているのか。

→③と同じです。弁えていない後輩にイライラするだけ無駄です。

⑤そのように私に聞いているのを指示した職員は知っているくせに、なぜ口を出さないのか。自分たちが指示したことなのだから、後始末までちゃんとするのは当たり前の道理ではないのか。

→この道理は、私にしか通じない道理でしかありません。私の価値観でしかありません。たとえどんなに崇高なものであっても、弁えない人は多分にいます。

以前からもわかっていましたが、私は、他人に自分のように仕事をするように求めています。他人を変えようとしています。それは無理なことです。変えられないことです。他人を変えることを止め、無意味にイライラすることを止めたいです。