飲酒後のうつ

私は、飲酒して、数時間でも寝て起きた時、中程度のうつ状態に陥ります。

今回の飲酒量は、中ジョッキで生ビール1杯程度に、ハイボールが3杯です。

そこまで飲んでいるわけではありませんし、飲み会中はほとんど素面と変わりません。少し気分が盛り上がっているくらいです。

症状として、身体的には、少し動悸が早く、手が震えるような感覚がします。精神的には、わけのわからない罪悪感、誰かを傷つける言葉を言わなかったか、私の思った趣旨どおりのことを発言できたか、生きるのが辛い、死にたいというような思いです。時間が経てば、その気持ちはなくなります。

ただ、そのような気持ちになるには、最近はすべて飲酒後だけなので、そのような気持ちになるのは避けたいです。

この記事を書きながら考えているのですが、私が一番つらい気持ちになるのは、私が飲み会の時に他者から嫌われるような言動をしたのではないか、というような、他者からどう思われているかを気にしていることが原因だと思いました。

また、私の信念として、「他者と話すときは、私が言いたい趣旨の言葉を、適切に言わなければならない。そうでなければ、人間として劣等だ。なんのために言葉があるのか。」というものがあることが分かりました。

まず、前者は、飲酒で頭が素面の時より回っていないことも一因だと思いますが、アドラー心理学の課題の分離を心底理解していないから起こったことです。以前はしっかりと理解していたので、今ほど他者からどう思われているか悩むことはありませんでした。アドラー関係の書籍をここ3か月ほど読んでいないので、また読み直すことで治ると思います。

後者の信念は、反論することで治したいと思います。言葉を適切に言わなければならないという決まりはありません。そのような法則があれば、そもそも、適切に言わないことができません。ですので、言わなければならないことはないのです。確かに、適切に言ったほうがきれいだと思います。ですが、それだけです。それだけで私の価値は決まりません。私がいつも考えているように、ある物の一部分だけを見て、全体を判断するなんてことはできません。私は、いつも弁えていない人が多いと思っています。そのため、弁えていない人は、一部を見て全体を判断するだろうから、多数の人が、私の価値を低いものと見ることが我慢できないのかもしれません。ということは、私は、自分で自分の価値を高いものと考えていることになります。これは、仕事の要領がよいと他者から言われますし、自分で思っていることから端を発したのでしょう。少し話は戻りますが、私が弁えていない人たちに対して、下に見ているような気がしてきました。真理を分かっていない馬鹿な人たちと思っているようです。対人関係は、横の関係です。人に上下関係はありません。私の傲慢さが分かりました。意識を正そうと思います。しかし、私が傲慢だからと言って、私自身を責めることはしません。ただ、私は傲慢だったと受け入れるだけです。それしかする必要はありません。

もっとも、飲酒後のうつを直すのに一番効果的なのは、飲まないことです。当然のことですね。飲み会に行ってしまうと、流れで飲んでしまうことが多いので、飲み会に行くこと自体をやめたいと思います。